彼に言わせると，ぼくはロリコンでシスコンでアニメオタクで･･･。否定はしないけれどキングダムは見たことがなかった。1話も，だ。噂はきいたことがあった。
暇な土曜日，少し時間を潰すことにした。彼が見せてくれたのは冒頭数話･･･主人公だと思い込んだ人物が第一話で死んだ。気に入ってしまった。捨てたものではない。たしかに名作なのだろう。今は時間がないけれど，近いうちに時間を盗んで見てしまうのだろう。声優・釘宮理恵も好きなのだ，ぼくは。けれども，少し長すぎる。さすがに名高い作品だ。
かれの推薦するものに駄作はないのだ。
2020年から使われはじめたラ行四段活用の動詞である。
感染する発病するという意味ではなく，それによって生じる不安感・焦燥感・無気力などの精神状態に入ってしまうまたはその行為・動きである。
「コロナらないように」「コロナっていませんか」のような用法がある。
たとえば，ゴキブリなら退治する。蜘蛛は放っておく。蝶や蛾は目で追うだけだ。
蜂や虻は近付かない。家の中で彼らに出会ったら，速やかに出て行ってもらう作戦をたてる。
そして，ナメクジは見て見ぬふりをする。
庭の飛び石を濡らすだけの根性のない雨だ。
音も立てず，寒さの中で雪にもならず。
僕が外へ出るのを邪魔するだけの性根のまがった雨だ。どうでもいい雨だ。
もうひとつの物語だ。それには相応しい雨なのだ。
やすらぎの刻はいい。倉本聰は老いない。あんなに歳をとっているのに老いてはいないのだ。
中島みゆきはいい。ひとつのドラマにふたつの主題歌。彼女もまた老いてはいない。魅力的だ。
清野菜名がいい。美人さんだけれど･･･結局僕は顔に惹かれているのかも知れない。
佐々木理恵アナウンサーが言う。元気が出る。
今日は文字通り雲ひとつない青空だ。体育祭･･イヤ，運動会を思い出す。万国旗がパタパタして，両親とシートの上でお弁当を食べた運動会だ。
少し涼しくなった気がする。
雨があがったのだ。準備は大変だったに違いない。
むかしむかし，僕は花火を見た。花火を見ながら考えていた。だから花火はみていなかったのだと思う。花火を見るたび思い出している，いくつかの打ち上げ花火大会。僕は数えることができるくらいしか，見てはいないのだ。
僕らが走り回ったあの空き地には 