小田和正の「東京の空」が聞きたい。

youtubeという便利なものがある。けれど困りものでもある。僕が聞きたいのは小田和正の声の小田和正の「東京の空」なのだ。この曲はおそらく発売されていない。なのにyoutubeにはそれがある、いくつも。君たちはふざけているのか。
僕は君らのへたな歌なんか聞きたくないのだ。やめてくれよ。・・・なんて言えないなあ。友人がやっていたらボロカスに言うだろうけれど。

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僕は園田まりこさんが好きだったからクラシックのコンサートにしか行かなかった。

いつも隣の席でおもしろくもない歌劇なんかを観ていた。けれど、僕はあの日は吉田拓郎のコンサートに行きたかったのだった。でもそれは不良のすることだったし、家の許可も学校の許可も出なかったのだ。実際に許可が必要だったかどうかはわからないのだけれど。とにかくそう思っていた。翌日、女の子がたくろうのコンサートがどんなによかったかを話してくれた。彼女は不良ではない。拓郎は「りんご」を歌ったのだそうだ。はじめての鹿児島でのコンサートだったのだ。僕は彼女が「拓郎のコンサートについて僕が知りたがっていること」を知っているのか不思議だったし、第一そんなに中のいい友人ではなかったはずなのだ。彼女は違うクラスの女の子だったし、僕は転入生だった。彼女の名前すら今は覚えていない・・そんな友人だったのだから。数日後、僕は録音状態の決してよくないラジオ放送で、その拓郎のコンサートの「りんご」を聞いた。
拓郎はあの頃、もう僕のスターだった。そのことは人に話してはいなかったけれど。もちろん、モーツァルトよりビートルズより好きだった。

宛先不明の配達不能で返ってきてしまった年賀状が1枚

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それは、一番最初に書いた年賀状で、心情的には高い位置に置かれた1枚だ。これは今年最初のミスだ・・ボソボソ。私的な郵便物に、校閲も校正もかからないからこんなミスが起こる・・ボソボソ。なんだかもう、自分の周りにまとわりついた雑然とした人間関係をこなすうちに大切なものを重要な要件を見落としている。僕はいつもそうだ。大切なものを、だからこそ蔑ろにしてしまう・・ボソボソ。大切な友人のことを後回しにしてしまう。彼なら、彼女なら大丈夫だと思ってしまう甘えなのだ。
つかこうへいの「郵便屋さんちょっと」という芝居を思い出した。ビートルズのプリーズミスターポストマンの和訳としては最高のタイトルだ。村上春樹のビートルズ曲のタイトルの使い方より好きだ。時間がないからダラダラと長文になる。
けれどあの住所はなんだったのだろう。どこで間違いがおこってしまったのか判明できない。
さて、言い訳をする時間的な余裕がない。てばやく手当を施す物理的方法がみつからない。すこし冷えてきた。

年賀はがき

マックスヴァリュの入り口横で年賀はがきが売られていたので、予備のはがきを買い求めた。先日日曜日のことだ。ひとことふたこと会話したところで気がついた。ときどきお世話になっている近所の郵便局の方だった。言葉を交わしながら、気付かないフリもおかしいので少し立ち話をした。郵便局の仕事も大変なのだ。僕のように仕事もせずに遊んでいるものと較べると、みな忙しいのだ。大変なのだ。

リヴオドリスコール

与謝野晶子の誕生日は母と同じだ。西郷隆盛もそうだ。ジョバンニ・チェバは最近は教科書にも名前が出ている。だからどうしたという話ではあるのだけれども。
リヴオドリスコール・・舌をかみそうな名の彼女は美しい。射手座の女性がみな美しいとはいえないけれど。
つかこうへいは言ってた「人間の数だけ長所や才能はあるのだ」・・と、「けれども、それはひとりにひとつとは限らないのだ」・・と。
母の誕生日だ。

12月だというのに暖かい夕方、町内会の班長さん方のお宅に、門松カードを届けた。

たいした距離でもないのに、腰が痛い。腰というか足が痛い。痛さをかばっての自分の歩き方が変則的だと、ちょっとおかしいと思った。この歩き方は、ろくさんの歩き方と似てると直感的に思った。北九州の香月や折尾を一緒に歩いてくれたろくさんの足の運びと似てるような気がする。ろくさんは剣道の達人で、剣道の上級者はあんな歩き方をするのだと勝手に思い込んでいた。もしかするとあれは足腰が痛かったのかも知れないとフト思った。4班と5班の境界の道、駐車場の塀の向こうで、ヘルメット耳の猫がじっと僕を見張っていた。耳をほぼ塀と平行にして、目だけをこちらの動きに合わせているのだけれど、悲しいかな狭い額は塀の上だ。ヘルメットはコンバットのドイツ兵のものだ。サンダース軍曹ももう亡くなったなあ、などと思った。彼らがガンガンやっつけていたのは、実は日本との同盟国ドイツだった。日本語をしゃべっていたアメリカ兵は、アノ戦争で日本の敵だったのに、などと思った。自宅へ帰る道、正面に夕陽が大きく見えた。いつもより大きいと思った。巨人の星のことではなく、いなかっぺ大将のことを思った。だいちゃんとにゃんこ先生の顔を思い浮かべた。