つまり、こういうことだ

昔、彼のもっていた感情を、今では表現できるような気がする。それは競争意識だ。悲しいことに僕は競争している・・そもそも競争という考え方を持っていなかった。勉強を勉強だと感じていなかったし、小学校は純粋に楽しい遊びの場所だったからだ。小学校の学習など、いいかげんなもので、ただ教室にすわっていさえすれば理解できるものだったし、そこで行われるテストなど、すべてを100点で済ますことなど大したことではなかった。だから、僕はみなが同じだと思っていた。

それが同じでないことに気付くのは、それから5年か、10年たってからのことだ。要するに勉強の成績なんて、小学校や中学校の僕にはどうでもいいことだったのだから。

けれど彼は、幼くして、すでに学業成績というものがどんなものなのかを知っていたことになる。彼は賢かったのだ。そして僕は単純で、おバカだったのだ。

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